Server Administrator Storage Management 8.2

ディスクキャッシュポリシー

お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してください。

仮想ディスクの全メンバーの物理ディスクキャッシュポリシーを設定するには、ディスクキャッシュポリシーを有効にします。この機能を有効にすると、物理ディスクはデータを物理ディスクに書き込む前に物理ディスクキャッシュに書き込みます。データはディスクに書き込むよりもキャッシュに書き込む方が早いため、この機能を有効にするとシステムのパフォーマンスが向上します。

キャッシュポリシーは次のとおりです。

  • 有効ディスクキャッシュポリシーは有効です。
  • 無効ディスクキャッシュポリシーは無効です。
  • 変更なし — ディスクはデフォルトの書き込みキャッシュモードを使用します。
    メモ: 変更なし オプションは、PERC 9、またはそれ以降のハードウェアコントローラシリーズのみに該当します。
メモ: SATA ドライブベースの仮想ディスクでは、ディスクキャッシュポリシーのデフォルト設定は有効になっており、SAS ドライブベースの仮想ディスクでは無効になっています。
メモ: SAS 6i/R および PERC H200 コントローラシリーズでは、ディスクキャッシュポリシー設定は仮想ディスクを作成した後に初めて使用可能になります。